高校の英語の教科書がレベル別？難しいものと易しいもののそれぞれの特徴と学習法は？

実は、高等学校の英語の教科書のレベルは、３段階あります。

例えば、三省堂の英語の教科書は、以下の３つ。

CROWN クラウン　難しい

MY WAYマイウェイ　標準

VISTA ヴィスタ　易しい

高等学校｜教科書・教材｜三省堂 (sanseido-publ.co.jp)

他社の教科書も、ほぼ３段階のレベルになっています。

以前にもこちらのブログで説明しています。

高校の英語の教科書【レベル別に色々ある・中学より数が多い・どう使うか】 – 一英塾勝田台校 (katsutadai-study.net)

今回は、改めて、ちょっと違う切り口から見ていきます。

中学復習

易しい教科書の方が、中学校の復習内容を多めに盛り込んであります。中学内容の定着が不十分であることを見込んで、じっくり復習をして、高校内容につなげる配慮がなされています。

単語数が増える

また、教科書の難易度が高いほど、学習する単語数・語彙数が多くなります。

難易度の差は、主に、収録されている単語数の差です。

文法事項については、どのレベルでも一通り学習できるようになっています。

学習する教科書で差がついてしまう？

レベルが違うとなると、学習する教科書で差がついてしまうのか？？そう考える人も多いかと思います。

実際「学校教科書だけ」で学習するとそうなります。

実際に使う教材は？？

ですが、「学校教科書のみ」で学習する人は、おそらく、ほとんどいないのではないでしょうか。英語が得意苦手に関わらず、です。

実店舗の書店でも、ネット書店でも、高校生以上向けの英語参考書は、山のようにあります。本当に、めちゃくちゃ大量にあります。

現在のレベルにかかわらず、しっかりと英語を学習しようとする場合、これらの、何らかの学習参考書、あるいは学校教科書以外の使いやすい教材をうまく利用した方が、圧倒的に効率よく学習ができます。

とはいうものの、やはり、高校の教科書も、せっかくであれば、上手く使っていきたいところです。

自分のレベルに合った教材を別に用意しつつ、教科書を併用していくことで、どのレベルの教科書を使っていたとしても、目標とするレベルに到達することが可能です。

易しい教科書＋上を目指す

使っている教科書は易しめではあるけれども、さらに上を目指したい。その場合には、現在使っている教科書の内容を、わかりやすい参考書なども利用しつつしっかりと理解した上で、さらにプラスアルファの教材を使っていく必要があります。

とにかく、さらに上を目指す場合、単語力・語彙力が不足しているので、そこを補う必要があります。そうなると単語集で、どんどん単語力を増やす必要があります。とはいうものの、単語集の単語、いきなりスルスルと頭に入るかというと、もしかしたら大変かもしれません。それでも気合で、高いモチベーションで、ある程度いけるところもあるかもしれませんが・・・それだけでは厳しいこともあります。

その場合には、進めやすくやさしい文法の教材を複数冊、どんどん進めるのも一つの手です。進めるうちに、必要な文法事項が定着しつつ、その中に出てくる単語も少しずつなじんでいきます。そのうえで単語集にアタックすると、単語が頭に入りやすくなります。