フジテレビ系列のテレビ番組「人志松本の酒のツマミになる話」の中で、「手元のタオルを褒めてみてください」という振りに対して、タレントのアンミカさんが
「白って200色あんねん」
と発言したことから、この「白って200色あんねん」というフレーズが少し話題になりました。
本当に200色?
さて、本当に、白は200色あるのでしょうか?
バラエティ番組の流れ、あるいは、アンミカさんのキャラクター上、大げさなことを言っているだけのようにも聞こえますが、実は、本当にあります。
というより、もっとあります。
画面で白は1000色
白
白(254,255,255)
パソコンやスマホのディスプレイでは、RGB(赤・緑・青)の組み合わせで色を表現し、それぞれ、256段階で濃さを設定できます。この組み合わせとなるので、256の3乗の1677万7216通りの色を表現することができます。
白とグレーの境目をRGB(245, 245, 245)とすると、
グレーに近い白(245, 245, 245)
10の3乗の1000通りの白を出すことができます。
赤が強い白(255, 245, 245)
緑が強い白(245, 255, 245)
青が強い白(245, 245, 255)
白は無限?
なお、これは、デジタルディスプレイの区切り上、こうなっているだけで、このさらに中間の色もあると考えると、「白は無限にある」とも言えます。
区別できるのが200色?
とはいうものの、すでに、ディスプレイ上の少しの差ですら、なんだかよくわかりません。
ですので、人間の目が識別できる色の違いが、多くて200色か、それ以下で、白系統の名前がついているということなのでしょう。
参考として、以下のようなサイトもあります。
アンミカの「白って200色あんねん」は本当? 人が識別できるのは何色まで?【カラーコーディネーターが解説】 – All About NEWS
白系統の色|カラーサイト.com (color-site.com)
例えば、同じ白でも、
乳白色(255, 254, 246)
パールホワイト(255 254 242)
スノーホワイト(244 251 254)
という名前がついているようです。
さて、これに関連して、というより、強引に関連付けて、理解と記憶の話をしていきたいと思います。

色の名前を覚えたい??
もしも、この、白系統の色の名前を、覚えなければならないとします。その時、どのように覚えますか?ちょっと考えてみましょう。
闇雲に、むやみやたらに覚えようとすると、なかなか大変です。おそらく、「ちょっと暗め」「赤っぽい」「青っぽい」というすでに知っている明るさと色を手掛かりに認識して覚えていくことになるかと思います。
ということで、理解と記憶のために重要なポイントが2つ出てきました。
大きなワク
一つ目は、大きなワクから認識して覚えていくということです。色でいえば、白・黒・グレー・赤・青・緑というのをすでに知っているうえで、その中間の色を認識していくイメージです。
すでに知っているもの
2つ目は、すでに知っているものと結びつけるということです。先ほどの説明と重なりますが、白・黒・グレー・赤・青・緑というのをすでに知っていて、それと関連付けながら認識し、覚えていくイメージです。
6種類の雪の色
なお、カナダ極北に住むイヌイットの民族には、雪を表す言葉が6種類あるそうです。見渡す限り真っ白な中に住んでいると、雪をたまにしか見ない人には同じ白も、違うように見えてくるということなのかもしれません。
なじみがある
なじみのある状況にいるということも、また、大切な要素といえます。
まとめ
というように、今回は、アンミカさんの「白って200色あんねん」という言葉から、少し強引に、理解と記憶の話をしてみました。
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