英文法・英語長文レベル別問題集2&3【英語が苦手でも取り組みやすい・進めやすい】

今回は、高校生向けの英語問題集・東進ブックスの「英語長文レベル別問題集」シリーズと、「英文法レベル別問題集」シリーズについて。

定番かつロングセラーの参考書・問題集です。
その中でも、今回は、「2基礎編」「3標準編」に主に絞ってみていきます。

この問題集のレベル2とレベル3は、英語を苦手としている人にとっては、とにかく取り組みやすい内容になっています。(逆に言うと、得意な人にとっては少し物足りない部分もあるので、その場合は、スピーディーに仕上げて、次に進みましょう。)

とにかく、英語を苦手としている人にとっては、非常に進めやすい内容です。いずれの問題も、中堅私大までで出されやすい難易度・形式のものになっているので、このあたりを狙う場合は入試まで使えます。

英文法レベル2

「英文法レベル別問題集1」は、英検3級レベル・中3前半内容あたりまでを、だいたいカバーしています。それに対して、「英文法レベル別問題集2」の方は、英検準2級レベル・中3~高校基礎レベルあたりをカバーします。

中学内容が比較的あやふやだったり、なんとなくわかっているつもりでも形式によっては上手く答えられないという部分もあると思います。そのような問題を、繰り返し解いて、練習していきます。

このレベルよりも上の問題集を使っている場合でも、難しかったり、イマイチピンと来ない場合は、一旦このレベル2を一気に仕上げていくことで、その後の学習がスムーズに進みます。

英文法レベル3

「英文法レベル別問題集3」は、「中堅私大受験レベル」となっていて、実際に中堅私大の過去問も入っています。

中堅私大の合格を狙う場合も、この問題集を繰り返ししっかりと練習してマスターすると、過去問の正答率がグッと上がるはずです。

英語長文レベル2

「英語長文レベル別問題集2」は公立高校の過去問の英語長文をベースにしています。

ということは中学レベルなのか、ということになりますが、英語が苦手な場合、そもそもこのレベルがあやふやだったり、8割~9割正解できるかというと、案外キツかったりします。そこで、まずは、このレベルの長文で慣れていくことで、長文読解問題を解きやすくする、足掛かりを作っていきます。

語句リスト・構文分析・全文の日本語訳・英文の音声CDがあるので、それらをフルに使って、知らない語句を少しずつ覚え、どのように考えて問題を解くのかを確認し、繰り返し音読をして、英文をマスターしていきます。

英語長文レベル3

「英語長文レベル別問題集3」は難関私立高校の過去問の英語長文をベースにしています。

レベル2の長文をしっかりと読みこなせていれば、スムーズにレベル3にも取り組めると思います。構成・使い方はレベル2と同様です。

なお、このあたりのレベルからは、大学受験向けでも、他の同様の参考書・問題集が多く出ていますので、実際に書店で見比べてみるのもいいと思います。このレベル3を終えてから、「英語長文レベル4」に行くと、もしかすると大変かもしれないので、例えば、「レベル別英語長文ソリューション最新テーマ編1」あたりだと、なじみやすいテーマでつなぎやすいかもしれません。

また、単語集なども上手く使いつつ、語彙力を強化していきましょう。

単語と長文

長文読解のためには、まずは語彙力の強化、単語をしっかり覚える。確かにそれはその通りで、知っている単語・表現が多ければ多いほど、英語長文は読みやすくなります。また、英文を読むためには、文法・構文の知識も不可欠です。文の基本構造、基本的な文法の使い方に慣れる必要があります。英文法の知識がある程度身についていれば、英語の文章をより効果的に読むことができるようになるます。そのあたりも、学校教科書や、参考書・問題集を通じて、身につけていく必要があります。

では、単語・熟語・文法・構文の知識がある程度身についたら長文も自動的に読めるのかというと、簡単にいかない部分もあります。

どのように話が展開していくのか、どのように言葉が言い換えられるのか、どのように問題を解くのか、について、慣れていく必要があります。

また、単語を覚える際や長文の復習の際には、英単語の発音を確認することも重要です。もちろん、ネイティブなみに細かく・・・までは必要ありませんが、読む単語の一つ一つの発音に気を配る方が良いでしょう。特に語句・英文の中での発音確認は、そのまま、リスニング対策にもなります。

そのあたりの部分は、学校の教科書を丁寧に学習したり、今回紹介した易しめの英語長文をしっかり練習することで、基本的な考え方・読み方を身につけていくことができます。

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