フォニックス学習で、英語のスペルと発音を、少しだけ覚えやすく

今回は、英語学習が少し楽になる、フォニックス(Phonics)の話。

英語は、ヨーロッパを中心とする複数の言語をルーツにもつため、スペルと発音に、完全にピタッと関連性があるわけではありません。

しかし、一定の規則性があります。

そこで、フォニックス学習です。

フォニックスとは、英語のスペルと発音の関係を学ぶ方法の一つです。フォニックス学習で、英単語の約7割が読めると言われています。

ここでは、その中から、知っておくと便利なものを、いくつか挙げていきます。

フォニックスのルール一覧

見やすいように、カタカナをつけてありますが、正確な発音ではありませんのでご注意ください。

基本のレターサウンド

例えば、A(エイ)の基本の音はa( /a/ あ)です。
apple(あぷる)、ant(あんと)のような感じです。

以下、英単語と、用いられている基本の音をカタカナで並べます。
カタカナは正確な発音ではありませんが、わかりやすいように用いています。

apple あ
big ブ
cat ク
dog ドゥ
egg エ
fish フ
game グ
hat ハ
ink イ
jam ジュ
king ク
lemon ル
monkey ム
name ヌ
octopus オ
pig プ
queen ク
rabbit る
sun ス
tiger ト
umbrella ア アンブレラ
violin ヴ
water ウァ
box クス
yellow ィヤ
zoo ズ

ヘボン式ローマ字の表記と近いですが、uは完全に異なるので注意しましょう。言われれば確かに・・というところだとは思いますが。

その他の例

基本の音が使われている単語のその他の例を挙げます。

/a/ – apple, ant, bag
/b/ – bat, bed, big
/k/ – cat, kite, car
/d/ – dog, duck, doll
/e/ – egg, elephant, envelope
/f/ – fish, frog, fan
/g/ – goat, girl, grape
/h/ – hat, house, hot
/i/ – igloo, insect, ink
/j/ – jump, jellyfish, juice
/k/ – kite, kangaroo, king
/l/ – lion, lemon, ladder
/m/ – monkey, mouse, moon
/n/ – nose, net, nest
/o/ – octopus, orange, otter
/p/ – pig, panda, pen
/r/ – rabbit, robot, rainbow
/s/ – sun, snake, sock
/t/ – tiger, turtle, table
/u/ – umbrella, unicorn, up
/v/ – van, volcano, vase
/w/ – whale, wagon, window
/ks/ – box, fox, mix
/y/ – yellow, yo-yo, yogurt
/z/ – zebra, zipper, zero

二つの子音

こちらも、chとshはヘボン式ローマ字表記と全く同じです。

CH: chicken /ˈtʃɪkɪn/ – チキン
SH: shop /ʃɑːp/ – ショップ
TH: three /θriː/ – スリー
TH: this /ðɪs/ – ディス
WH: white /waɪt/ – ホワイト
PH: phone /foʊn/ – フォン
KN: knife /naɪf/ – ナイフ
WR: write /raɪt/ – ライト

さて、ここからが、フォニックスで「おっ」と思うところです。

以下、ヘボン式ローマ字表記とは全く異なる世界が広がります。

サイレントE

最後にeがつくと、その前の母音をアルファベット読みし、最後のeは読みません。読まないので「サイレントe」といいます。


cap cape キャップ ケイプ 帽子 岬
(aをエイと読み、eは無視)

cut cute カット キュート
tub tube タブ トューブ 浴槽 管
hop hope ホップ ホウプ
bit bite ビット バイト 少し 噛む

二重母音


AI paint rain エイ
AY play pray payエイ
EA tea leaf read eat イー
EE see three sleep イー
IE die pie アイ
OA boat goat road オウ
OE toe Joe オウ 
UE blue glue clue ウー
UI fruit juice suit ウー

一定の規則性が

というように、このように見てみると一定の規則性があることがわかります。

すでにある程度単語を知っている人も、「言われてみれば確かに」という部分があったと思います。

これ以外にも、一定の法則・規則があり、それらをほどよく使っていくと、英単語が読みやすく、覚えやすくなります。

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