VもぎとSもぎ、どちらを受ければ良いのか?

今回のテーマは、
「Vもぎ」と「Sもぎ」どちらを受ければいいのか?
です。

「Vもぎ」「Sもぎ」いずれも、千葉県の中3生が、高校受験に向けて受験する模試です。

(以下の情報は、2023年10月時点での情報です。)

どちらでもいい

結論:どちらでもいい

結論としては、どちらでもOKです。

(2023年度の状況を見ると、若干、Sもぎの方が総合的に見て良い・・・かもしれません。いずれにしても、それほど大きな差はありません。)

なお、他の都道府県でも2社から選べるケースがありますが、ほとんどの場合、大きな差はありません。

違いは?

Vもぎ

会社:進学研究会
実施地域:東京・千葉ほか
設立:古い
特徴:塾での利用が多い

Sもぎ

会社:総進図書
実施地域:千葉
設立:新しい
特徴:学校の利用が多い

その他の違い

その他、「Vもぎの方が難しい」「Sもぎの方が易しい」と言われていますが、ほとんど差はありません。

受験者数は、「Vもぎ」と「Sもぎ」の比較では「Vもぎ」の方が受験者数が多く大規模ですが、Sもぎを運営・製作している総進図書は、学校の実力テストを実施しているため、会社単位で見れば、母集団の数に差はなさそうです。むしろ、総進図書(Sもぎ)の方が、学校での受験者の動向を把握しているため、その部分では強いといえます。

また、難関私立高校を第一志望で受験する場合は、Vもぎの方が向いています。

原則・同じもので

基本的にどちらの模試を受けてもいいのですが、できる限り、同じものを受け続けた方が、複数回の結果をより正確に比較でき、より正確な状況が把握できます。

日程・受験することを優先

ただし、日程の関係などで、両方受けてみようかなという場合は、そこはあまりこだわらず、柔軟に受けていって大丈夫です。

自分に都合のいい日程で、定期的に受けることをまずは優先して受けていきましょう。

戦略的に選ぶ

出題範囲を比較すると、Sもぎの方が早めに中3範囲が出題されます。学校の実力テストと同じ範囲です。範囲としてはより早めに入試に対応できます。一方でVもぎは、中2までの応用的な問題の完成度で若干差がつきやすくなっています。

このような細かな差で戦略的に選んでいくことも可能ですが、それほど気にせずに、日程が合わせやすく、できるだけ同じものを受けていけば大丈夫です。

多いパターン

基本的には、Vもぎの方が知名度があるため、受験生の多くのパターンとしては、学校の実力テストではSもぎを運営する総進図書の試験を受け、塾ではVもぎを申し込むのが、一番多い傾向です。

Sもぎの方が柔軟

2020年度のコロナ禍以降、Vもぎ・Sもぎとも申込について厳格になりました。いずれも、申し込み後のキャンセル・当日の申込はできません。

そのような中で、

2023年度のVもぎは、

・約3週間前に締め切り
・会場は一部抽選で決定

となっているのに対し、

Sもぎは、

・比較的直前まで申し込み可能
・先着順で希望会場を選択(満席でなければ必ず希望会場で受けられる)
・Vもぎと比較して実施日が多い

となっています。

部活動・学校行事・定期テスト・英検などの日程を加味しながら、その間でちょうどいい間合いで模試を受けたい場合は、Sもぎの方が柔軟に日程を調整しやすくなっています。
(このあたりは、来年度以降も変更があるかもしれません。)

各社とも試験内容・実施方法に改良・変更を加えながら進めているため、当教室も、変化に柔軟に対応しながら、案内を進めていきます。

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