TOEIC受験の流れ・会場に着いてから試験を受けるまでを見てみる

今回は、TOEIC^®Listening & Reading Testの受験の流れを見ていきます。

大学生以上の方が多く受けるTOEICですが、近年は高校生以下の方の受験も増えています。

そんなTOEICの実際の受験の流れをシミュレーションしてみたいと思います。

試験前

ネットからTOEICを申し込むと、受験日の約1週間前くらいに、受験票がハガキで郵送されてきます。

そのハガキで、受験会場・時間・持ち物を確認します。

写真張り付け欄・署名欄もあるので、写真を張り付け・署名をします。

時間は午前と午後、それぞれ申し込んだ時間帯になっているか確認し、受験会場がどこになっているか確認します。

受験会場は、大学・専門学校・貸会議室などの場合が多いようです。

受験会場は、同じ地域であれば、どの月で申し込んでも同じ会場になることも多いですが、違うこともあります。しっかり確認し、当日は時間に余裕をもって出かけましょう。

試験当日・会場

試験当日、会場に到着すると、受験する部屋を確認し、受付・入室。指定された席に着席します。

必要事項記入

席にはマークシートの解答用紙・記入例などが置かれています。試験開始前に、名前など、必要事項を記入していきます。

２時間以上休憩なし

試験前の確認・試験時間を合わせて、２時間以上休憩はありません。トイレなどはその前に済ませておきましょう。

各種注意事項

各種注意事項は、その都度説明されます。安心して試験を受けましょう。

問題用紙配布

所定の時間になると、問題用紙が配られます。

問題用紙は冊子になっており、片側にシールが貼り付けられ、時間前に見ることができないようになっています。

指示があるまで、シールをはがしてはいけません。

問題用紙への書き込み禁止

なんと、問題用紙へは、名前の記入欄を除き、一切書き込みができません。メモをとったり、線を引いたりはできません。

なお問題用紙書き込み禁止は日本でのルールのようで、海外でTOEICを受験する場合は、書き込みができる場合があるようです。
（え？海外だと書き込みできるのずるい！と思うかもしれませんが、問題数が多いので、正直そんなに変わらない気がします。）

最初はリスニング

試験時間２時間のうち、最初の約４５分はリスニングです。

最初にリスニングがあります。

リスニングは全１００問です。

リスニング・リーディングとも全問マークシートで選択式です。

英語での説明・例題が放送され、Part1の問題からスタートします。

最近のTOEIC試験では、Part1の難易度が上がりました。いきなり難しい問題が多く出て驚くかもしれませんが、気にせずにできる問題を確実に取っていきましょう。

約４５分のリスニングが終了すると、残りの７５分はリーディングです。

なお、リスニングは４５分のときもあれば、４６分の時もあります。その場合でも、リーディングはしっかり７５分確保されます。

リーディング

リーディングも全１００問。全問マークシートの４択です。

時間ギリギリです。おそらくほとんどの場合、最後の数問は時間切れでテキトーにマークをして終わることになります。

目標とする点数を確実に取るためには、事前に各パートにかける時間を確認しておきましょう。

Part5&6で20分、Part7で55分（1つの文30分・複数の文25分）あたりが目安ともいわれますが、そこは、人それぞれでちょうどいいころ合いを見つけましょう。とりあえず腕試しという場合は、とにかく急ぎ目に解きましょう。

試験終了

試験が終了すると、試験監督の方が解答用紙・問題用紙を回収します。

なお、めったにありませんが、万が一解答用紙に名前を書き忘れていた場合には、試験監督の方が気づいて、記入を促されます。その場合に、試験監督者が横に立った状態で、氏名をマークシートに記入していくことになります。あるいは、回収時に自分で無記名なことに気づいた場合は、監督者に申し出ると、同じように、監督者立ち合いで、氏名を記入することができます。