今回は、
「関正生先生は何がすごいのか?3つの点(プラス1)から見てみると」
というテーマで見ていきます。
関正生先生、スタディサプリの大学入試の英語や、大学受験の参考書、さらにはTOEICなどの社会人向けの英語の参考書でおなじみです。
3つの点というのは、
1 著書の数と幅
2 言い切る
3 著書のレイアウト・コンセプト
です。
この3つと、プラスアルファの要素について見ていきます。
著書の数と幅
1 著書の数と幅
関正生先生は、とにかく出している参考書の数が多いのが特徴です。英語の講師の中で、現時点で一番多い・・・かもしれません。
というより、歴代の有名英語講師の中でも一番多い可能性もあります。
主に、大学入試向けのものと、TOEIC対策の参考書・問題集を出していますが、それぞれ、大型書店の比較的目立つ位置に置かれています。
大学入試向けのみであれば、おそらく、東進の安河内哲也先生も同じくらい出していそうな感じです。むしろ、安河内先生の方が多い可能性もあります。
TOEIC向けのみであれば、こちらは、TEX加藤先生(金のフレーズ・英文法出る1000問など)も同じくらいかそれ以上出していそうです。
ただ、両方合わせると、関正生先生が、ものすごい量になりそうです。
言い切る
2 言い切る
とにかく断言します。言い切ります。
ただ、これに関しては、人気講師・カリスマ講師と言われる人はほぼ全員そうです。
特に関先生だけの特徴というわけではなく、他の英語の先生はもちろん、他の科目、例えば現代文の林修先生も「今でしょ」と言い切ります。(もちろん、今でしょ以外にもズバッといいます。)
いろいろ知っていると、こう言えるかな、でもこうともいえるな、しかし、、、みたいになってしまいがちですが、良いバランスで「ズバッ」と言い切る。本当は言い切れなくても言い切る。これが人気のある先生の特徴です。
レイアウト コンセプト
3 著書のレイアウト・コンセプト
見やすいレイアウトの本が多いのも特徴です。
著書のコンセプトも、尖ったものが比較的あります。
破格の厚さの「英文法大全」だったり、例文の無い単語集「SPARTA」など、異例ながら関先生の考えがより強く反映されたものが多い印象です。
レイアウト・コンセプトともに、好みが分かれるところもあるかもしれませんが、独自性が出ています。
新しい会社と組む?
これらを踏まえて、プラスアルファの推測・考察です。
言い切ったり、見やすいレイアウトしたりというのは、他の講師・参考書でもあります。ただ、関正生先生の個性がより反映されたものになっている理由を考察してみます。
その理由の一つが、教育関連・英語参考書関連としては、後発または新しいところとメインで組んでいるから、ではないかと思われます。
まず、映像授業を行っている「スタディサプリ」。リクルートが運営していますが、教育関連事業は、かなり新しい事業で、だからこそ、より考えを反映しやすかった可能性があります。
あるいは、出版社も、語学・学習参考書への本格参入は2015年以降と比較的あたらしい「かんき出版」だったり、中経出版を吸収合併したKADOKAWAだったりと、学習参考書としては異色な出版社からの著作が多くなっています。
これが、これまでの常識にとらわれない見やすく大胆なレイアウトだったり、より大胆な説明を書籍にも反映させた形になっているのかもしれません。
今回は、ちょっと違う角度から、大学受験・TOEICで人気の英語の先生を見てみました。
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