同じ学校の人が多い塾と少ない塾、それぞれのメリット・デメリット

今回は、
「同じ学校の人が多い塾と少ない塾、それぞれのメリット・デメリット」
というテーマです。

塾を選ぶ基準の一つに、
「同じ学校の人が多いか少ないか」
というのがあります。

「同じ学校」
というより、
「知り合い」「顔見知り」
が多いか少ないか、も同様です。

ちなみに、「知り合いが多い塾」を探す場合は、塾に通っている知り合いに聞いたり、そこまでしなくても、なんとなく耳に入ってくる場合も多いですが、「知り合いが少ない塾」を探す場合の探し方は、ちょっと工夫が必要です。あの塾に通っている人が多いらしい・・・という塾以外を確認していくか、ちょっとだけ遠めの塾を探してみるなどが考えられます。

いずれにしても、知り合いが多い場合と少ない場合、それぞれにメリットとデメリットがあります。

それぞれ見ていきます。

知り合いが多い場合

メリット

楽しい雰囲気で学習に取り組める

同じ塾に知り合いが多いと、授業中や休憩時間に楽しい話題で盛り上がったり、一緒に問題を解いたりすることができます。これにより、学習へのモチベーションが上がります。

互いに励まし合って学習意欲が高まる

知り合いが多いと、互いに競い合うことで切磋琢磨し、励まし合って学習意欲を高めることができます。また、テスト前には一緒に勉強会を開催したり、勉強法を共有しあったりすることもできます。

他の生徒と比較して自分の学力や成長を実感しやすい

同じ塾に知り合いが多いと、他の生徒と比較することで自分の学力や成長を実感しやすくなります。特に、同じ学校や同じ学年の生徒と比較することで、自分がどの程度のレベルにいるのかを把握しやすくなります。

デメリット

人間関係が優先される

同じ塾に知り合いが多い場合、勉強以外のことで時間を費やすことが増えます。友人同士で話し込んだり、遊びに行ったりすることで、勉強に割ける時間が減少してしまうことがあります。また、友人関係を優先するあまり、勉強に集中できず、学習の効果が薄れる場合もあります。

比較や競争心が生まれる

同じ塾に知り合いが多い場合、成績や学習ペースを比較されることがあります。また、同じテストを受ける場合には、お互いの点数を競い合うような状況が生まれることもあります。これにより、学習意欲を削ぐ原因になることがあります。

人間関係のトラブルが勉強に影響する

同じ塾に知り合いが多い場合、人間関係でトラブルが生じることがあります。例えば、喧嘩したり、お互いの成績を巡って揉めたりすることがあるかもしれません。これによって、学習に対するモチベーションが低下したり、勉強への意欲が減退することがあります。

自分のペースを守りづらい

同じクラスにいる知り合いたちと一緒に通塾して授業を受ける場合、知り合いと合わせて通塾必要があるかもしれません。これにより、個々のペースに合わせた学習を行うことができず、効率よく学習ができない場合があります。

知り合いが少ない場合

デメリット

知り合いが少ない場合の「デメリット」「欠点」から先に見ていきます。

友達と会えない

同じ塾に知り合いが多い場合は、友達と会うことで楽しく過ごすことができるため、塾に通う意義を感じることができます。しかし、知り合いが少ない場合は、それが無いためモチベーションが下がってしまう場合もあります。

自分との闘い

同じ塾に知り合いが多い場合は、互いに切磋琢磨し、モチベーションを高め合うことができます。しかし、知り合いが少ない場合は、それができないため、（学校の定期テストや模試で結果は出ますが）塾での学習の間は、自分自身との闘いになります。

メリット

勉強に集中できる

知り合いがいないことで、塾での勉強に集中することができます。真面目に勉強したい生徒は、「塾＝勉強する場所」と割り切って通塾していることもあります。特に受験生にとっては、授業前後の予習・復習の時間を有効活用することが大切です。

塾の登下校中に寄り道をする心配がない

塾に同じ学校の友達がいないことで、塾の登下校中に寄り道をする心配がなくなります。受験シーズンは授業前後や通塾の時間を有効活用することが重要です。また、勉強に集中するためには十分な睡眠時間を確保することも必要です。

塾での人間関係に悩む必要がない

友達関係のトラブルに悩むことなく、勉強に専念できます。

ほどよい距離感を保てる

「学校などでは一緒にいるけれど塾は別のところで」とすることで、メリハリができ、ほどよい距離感で、良好な関係を保つことができるということもあります。

周りのペースに左右されずに勉強に打ち込める

塾に同じ学校の友達がいる場合、周囲の学習ペースに左右されることがあります。友達とテストの点数を比べたり、競い合う気持ちがプレッシャーとなったりすることもあります。しかし、知り合いの少ない塾を選ぶことで、定期テストや模試などで理解度を確認しつつも、自分自身の学習ペースに合わせて勉強に打ち込むことができます。自分自身と向き合い、自分自身の成長にフォーカスすることができます。

　なお、当教室は小規模で少人数の個別指導学習塾です。小規模ながら、広い範囲から通塾いただいているため、同じ学校・同じ学年の生徒はいない場合がほとんどです。いても、それほど多くなることはない可能性が高いです。

　つまり、知り合いが少ないメリットを得られる可能性が高くあります。もちろん、知り合いと一緒に入塾して、適度な刺激を受けながらということで、バランスをとっていくこともできます。

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