「今回は、短時間で効率よく勉強する方法」について述べていきます。
なかなか、そんなに都合のいい方法というのは無いわけですが、それでも、今回の内容が、そのヒントになれば幸いです。
分ける
キーワードは、
「分ける」
「分割する」
です。
「学習時間を分割する」
または、
「学習内容を分割する」
これがポイントです。
分割して、短くすることを、「スニペット化する」と言ったりもします。
学習時間を分割
タイマー・短く分割
タイマーなどを使って、学習時間を短く分割します。
例えば、「5分」と決めて、
「5分の間にこれをやる」
としてタイマーを使ったり、時計で時間を確認したりしていきます。
これにより、集中力が増し、効率よく学習が進みます。
細かく休憩
自分だけで長時間の学習は大変かもしれません。
そこで、例えば、短く休憩をはさみながら進めるのもアリです。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックというものもあります。
これは、25分作業をしたら5分休憩するというものです。
具体的には次の手順になります。
1 やることを選ぶ
2 キッチンタイマーなどで25分を設定する
3 タイマーが鳴るまでタスクに集中する
4 少し休憩する(5分程度)
5 ステップ2 – 4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分 – 30分)
*途中で急用が入りタスクが中断された場合は終了とみなし、はじめから新しいポモドーロ(25分)を開始。
*何か別のことをしたくなって中断する場合は、そもそもの目標設定が適切でないことに原因があるかもしれません。やることの難易度を変えたり、25分を区切ったり(休憩は25分続けた後で)して、工夫してみましょう。
授業時間
授業の時間が「45分」「50分」「90分」などと区切れているのも集中力の持続のためです。
その時間の中を、さらに分割し、集中が持続しやすい工夫がなされている場合も多くあります。
これを、自分で学習する場合にも応用します。
大きく60分を区切るということでもいいですし、とりあえず5分だけやってみるということでもOKです。
スキマ時間の活用
スキマ時間の活用も、時間分割の方法の一つです。
例えば、「電車に乗っている間の時間」は決まっているので、
その間に、何か少しだけ確認する、あるいは、音声教材を聞くなどができます。
あるいは、家ですごしている場合も、ちょっとしたスキマの時間をうまく見つけて少しだけ何かやってみると、意外と集中できます。
大きなことでなくてもよいので、とりあえずちょっと見る、ちょっと聞くということからやってみましょう。
学習時間を分けるメリット
集中力を維持する
短時間の学習で、集中力を維持することができます。
学習効率を向上させる
集中して学習することで、短時間の学習により、学習効率を向上させることができます。
学習内容を分割
学習時間を分割することで、その時間内でやることも必然的に分割されますが、どのように分割するのか見ていきます。
基本的には、5分なら5分でできそうなことを決めます。
問題を1ページだけ、1問だけというような形です。
学習内容を分割する効果
モチベーション維持
学習内容を分割することで、学習を継続するためのモチベーションを保つことができます。また、少しずつ学習を進めることで、学習内容をより深く理解することができる可能性もあります。
ストレス軽減
また、少しずつ学習を進めることで、学習に対するストレスを軽減することができます。「こんなにたくさん」と思うと大変ですが、「とりあえずこれだけ」と思うと少し気が楽になるかもしれません。
むしろ疲れる???
集中して学習する分、なんとなく進めるよりも、慣れないうちは疲れるかもしれません。それでも、慣れてくると、より効率よく、様々なことができるようになっていきます。
自分に合う方法を見極める
いずれにしても、いろいろ試してみて、自分に合う方法を、少しずつ見つけていくことが大切です。
いつでも
どんな状況でも
OKな
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