今回は、公立の上位校を狙う中1・中2生が、早めにやるべきこと・学習を進める上で注意すべきことを、いろいろと見ていきます。
中1・中2のうちから、漠然と、あるいは、明確に、難関公立高校を狙っているという方も、多いかと思います。
公立高校の入試は、あくまでも学校教科書の範囲内の内容で、ものすごいテクニックが必要というわけではありません。もちろん、テクニックがあった方が解きやすい部分が、ほんの一部ある場合もありますが、あくまで、教科書内容を十分に理解し使いこなせるようになっていることを確認する要素を盛り込んだ応用的な問題が出題されます。
基礎・基本を大切に
まずは何より、基礎・基本事項を理解して、しっかり身につけていくこと。これが何よりも大切です。
優先事項としては、まず基礎基本をできるだけもれなく、これが大切です。
基礎に戻って理解
ワークや定期テストの簡単な問題ができていても、意外と、基礎事項の理解が十分でないということもあります。少しレベルが高めの問題で、どうも理解がしにくいという場合は、基礎的な内容から確認していくと、早く理解が進む場合があります。
科目別
特に上位校を狙う場合に、注意すべきポイントを、科目別に簡単にみていきます。
英語
英語学習では、文字のみの練習・文法理解のみに偏らないように注意することが大切です。
学習が進むと様々な文法用語が登場しますが、理解のみにとどめずに、基本例文を可能であれば暗唱し使いこなせるくらいになっておくと、あとで楽に学習が進みます。
音声・音読
英語の音声を聞く、声に出して読む練習もしっかり行いましょう。例えば学校教科書の音声を聞いたり、音読をしたりということを、継続していきましょう。
学校教科書のQRコードを読み取ると、音声を無料で聞くことができますし、市販の参考書・塾の教材にも、音声がついているものが多くあります。積極的に活用しましょう。
音声と文字で合わせて英文が丸ごと頭に入っていると、リスニングだけでなく、リーディング・ライティングでも大いに役に立ちます。頭にしっかり入っている表現は、読むスピードも速くなりますし、ライティング(英作文)で使う際にも、パッと思いついて使うことができます。
模擬試験・実力テストで間違えた問題も、音読して復習していくと、忘れにくくなります。丸ごと覚えられそうな表現は、復習する中で覚えていってしまいましょう。
数学
基礎・基本
数学こそ、基礎・基本がとにかく大切です。
基本的な計算・操作はスムーズにミスなくできるように徹底的に練習しましょう。少しレベルが上がると間違えてしまう場合には、その前の段階の内容の理解と練習を改めて行いましょう。
意外と、基礎基本の完成度を上げるだけで、模擬試験・実力テストの点数が上がるということも多くあります。
応用・融合
基本的な問題は完璧なのに、応用問題・融合問題になると間違えてしまう場合は、定番パターンで必要となる考え方を理解しながらマスターしていく必要があります。
一定水準の点数をとるために身につけるべき考え方は、それほど多くありません。基礎・基本を押さえたうえで、定番パターンを丁寧に理解していくことが大切です。
抽象的思考が要求される部分もあり、慣れないうちは理解が難しい部分もありますが、少しずつ粘り強く学習することが大切です。
国語
定期テスト
定期テストでは、とにかく学校の授業で学習した内容・テスト範囲の内容を徹底的に復習すること。これが何よりも大切です。これだけで高得点がねらえる場合も多くあります。
模試・実力テスト
上位校を狙う場合、模試・実力テストにおいても、ある程度の点数が取れている必要があります。
そのうえで、他と比べて、どうしても点数が安定しない、あるいは、他と比べて低めだという場合には、少しずつ対策をする必要があります。
知識
点数が安定しなかったり今一つな場合に確認すべきは、まずは、知識です。文章で述べられている内容・使われている語句がやや難しく、実は正確に理解できていないということが多くあります。そこを乗り越えるために、重要語句の確認をしていく必要があります。
また、問われる定番パターンをどのように考えて解いていくか、解き方を整理する必要が出てくる場合もあります。
高校生・中学生・小学生
“オリジナル
メソッド”
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