今回は、英語・英単語の覚え方の、入門の入門について会話文にして、書いてみました。普通に説明するよりも、場合によっては読みやすいかも、ということと、なんとなく、変化をつけてみるということで、やってみました。
一応、中学1年生あたりを想定しています。
書く
「英単語が覚えられません!どうしたらいいですか?」
「なるほど、では私がお教えしましょう」
こうして私は先輩に勉強を教えてもらうことになった。
私と先輩は図書室の一角にあるテーブルに向かい合って座っていた。
「まずは、暗記のコツから説明しますね」
「はい!」
「それはですね……」
「はい……」
「ひたすら書くことです!!」
「えぇー!?」
まさかの勉強法ではなくて驚きだ。
視覚情報
「でも、そんなことじゃダメなんです……もっと効率の良い方法が知りたいです」
「そう言われましてもねぇ……。う〜ん、そうだ!!これは私の持論なのですが、人は何かを覚える時に必ず視覚情報に頼るのです。つまり目で見たものを覚えやすいということです。だから、文字を書くことが一番効果的だと思うんですよ」
確かにその通りかもしれない。
「わかりました!やってみます!あと、もう少し、コツみたいなことも教えてください。」
継続・習慣づけ
「そうですね……。やはり、毎日続けることでしょうか?習慣づけることが大事ですよ」
「はい!ありがとうございます!」
「毎日少しずつ。無理をせずに、なんでも良いのでやってみることが大切です。」
自分でテスト
「あとは、自分で書けるかどうか、テストしてみることも大切です。」
「な、なるほど。早速今日やってきます!本当にありがとうございました!」
翌日、朝早く起きてノートを開いたけどやっぱり全然書けないよぉ。あぁ〜もう嫌になるっ。
連想 興味
「やっぱりなかなか覚えられないんですが、ほかに、英単語を覚えるコツってありますか?」
「そうですね。では一つ例を出しましょう。ある有名な歌手の方がいるでしょう?あの方の名前は何と言いますか?」
「はい。分かりません。」
即答だった。しかし先輩は一切気にしていない様子だ。
「正解は『Aiko』さんといいます。このように自分が興味のあることは、どうやって頭に入れてるか、思い浮かべてみると、どうですか?」
「なるほど。」
「興味のあることを、どうやって頭に入れたかなということを思い出しつつ、いろいろやってみましょう。」
「はい!ちょっと頑張ってきます!」
カタカナ 音
「あと、英単語は、カタカナとして知っているものも結構あるので、そのあたりと関連付けるのもコツです。
例えば、『コーヒー』とか『チョコレート』とか。もちろん、発音もスペルも、単純なローマ字読みとは違うので、やはり書いて練習する必要はありますが、なんとなく関連するものを知っていると、覚えるのが少し楽になります。」
「確かに。なじみのあるものは、覚えやすそうですね。」
「あと、書いてばかりでは疲れるので、音から英単語を覚えるのも大切です。
『アイム』『ユーアー』『ミーアキャット』など、よく聞く言葉ならすぐに言えるようになると思いますよ。」
「へぇ〜そうなんだ。なんか意外ですね。もっと地味な作業が続くと思っていました。」
「ふむ。地味とはどういう意味なのか気にはなりますが、まあいいでしょう。
他にもいろいろなやり方があると思うので、試しにやってみると良いかもしれませんね。」
「はい!また今度やってみようと思います!」
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