2023年度の大学入学共通テストの14日・15日の2日間の日程が終わりました。国公立大学の受験生は、この結果をもとに、出願する大学を最終決定し、出願していくこととなります。
私立大学で、共通テスト利用入試を利用する場合も、この結果をもとに、出願していきます。
共テ・定規は厳禁
今年は大きなトラブルは無かったようですが、いくつかのニュースでは、「定規を使う不正行為があったとして、東京などで2人の受験生の試験結果がすべて無効となりました。」との記載がありました。
そうです。大学入学共通テストでは、定規はダメ。不正行為として、全試験結果が無効になります。
他の入試ではほぼOKだが
多くの中学受験・高校受験あるいはほかの各大学の入試では、定規の使用が認められていたり、そもそも多くの公立高校の入試では定規は必須で無いと点数が取れない問題があったりしますが、共通テストは逆に、「不正行為」となってしまいます!
鉛筆で代用
それでも、「見直したりするときに、定規を当てた方が、文章が読みやすい」という方もいるかもしれません。その場合は、鉛筆で代用しましょう。鉛筆・シャープペンシルは複数本持ってくると思うので、使っていない方の鉛筆を、文章にあてて使用します。
私大の利用入試
さて、話をもどして、私大の共通テスト利用入試の話をします。
私立大学で、共通テスト利用入試を利用する場合も、この結果をもとに、それぞれの大学に出願していきます。
ただ、私大受験生の場合、おそらく多くの方が、「なんかボロボロだった。」「点数が取れなかった。」と感じており、「ちょっと第一志望の大学には使えなさそう。」と考えている方も多いかと思います。
この辺の微妙なところは、慎重に検討していく必要がありますが、一般的に言えることについて、見ていきます。
共通テストリサーチ・合否判定
まず、自己採点の結果をもとに、河合塾(共通テストリサーチ)・駿台(データネット)・東進(合否判定システム)のリサーチに登録をして、判定を確認します。
複数のリサーチで
できる限り、複数のリサーチで確認しましょう。
過去のケースだと、全く同じ大学同じ学部同じ形式で、2つのリサーチでA判定とE判定が出たこともあります。ちなみに合格しました。
なお、これらのリサーチに出しそびれてしまった人も、各社がボーダーのデータを公表しますので、それと自身の自己採点結果を見比べて参考にすることも可です。
あくまで目安
あくまでも目安なので、このようなことも、当然起こりえます。
これは一概には言えませんが、難関私大で人数が多いところは比較的正確な判定がでて、言われているボーダーの通りの場合が多いですが、中堅私大で人数が比較的少ないところに関しては、必ずしも当たっていないのでは・・・というケースもあるような気がします。
このあたり、微妙なところなので、慎重に検討する必要がありますが、状況によっては思い切ってチャレンジするのも大いにアリです。
なお、当然ながら、共通テスト以降も入試は続きます。というより、ここから本格化します。しっかり、粘り強く勉強を続けていきましょう。
いつでも
どんな状況でも
OKな
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一英塾(いちえいじゅく)勝田台校
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