定期テスト前に、学校のワーク・提出物にどう取り組むか?工夫・効率化

定期テストに向けた勉強をどう進めるか。
いろいろ難しいところです。

中学生の場合、定期テスト当日までにワークを終わらせて、それを提出しなければならない場合がほとんどです。

そして、このワークの提出が成績評価で非常に重要なので、とにかくやらなければなりません。

そのまま定期テストに出題される問題も多く含まれるため、ワークを進めることが効率的なテスト勉強につながるという面があります。しかし一方で、テスト範囲のページすべてが提出範囲となっているため、目標とする点数と比べて難しすぎる問題が混ざっていたり、逆にかんたんなものが重複していたりと、点数を取るうえで効率の良くない部分もあります。

そのあたりを踏まえて、どのように提出が必要なワークを進めるか、その進め方のポイント・工夫を見ていきます。

はじめに

定期テスト前に教科書準拠のワークを進める際には、以下のポイントが重要です。

1 早めに取り組む
2 進めやすいところから
3 できなかった問題に印
4 難しい問題は、すぐに解答解説を確認。
5 自分にとって難しすぎる問題・テスト本番で解けなさそうな問題は、解答の確認に留める。
6 全ての問題に時間をかけることはできない。工夫が必要。

以上のポイントを意識して取り組むことで、効率的にワークを進めることができます。

工夫すべき理由

早めに取り組むことで、時間の余裕が生まれます。
進めやすいものから進めることで、効率よく学習が進みます。
できなかった問題に印をつけることで、苦手な箇所・もう一度やるべき箇所がわかります。
明らかに難しい問題の比重を軽くすることで、点数がのびやすくなります。
(勉強によって伸ばしやすいところに優先して取り組みます。)

提出が必要な宿題はどうしても全て進める必要があるため、工夫が必要です。
ワークの量が多く時間的な制約がある場合、効率的に進める必要があります。

以上の点について、さらに詳しく見ていきます。

早めに取り組む

定期テスト前に宿題となっている教科書準拠のワークを早めに取り組むことは非常に重要です。なぜなら、早めに取り掛かることには多くのメリットがあるからです。

まず、早めに取り組むことによって時間的な余裕が生まれます。テスト前は様々な準備が必要ですので、宿題を先延ばしにすると時間的な制約に追われる可能性が高まります。しかし、早めに取り掛かることで宿題に集中するためのゆとりが生まれます。十分な時間をかけて問題に取り組むことができるため、理解を深めることができます。

さらに、早めに取り組むことは学習効果にもつながります。教科書準拠のワークは、教科書の内容を復習・定着させるための重要なツールです。早めに取り組むことで、教科書の内容をより深く理解し、応用力を養うことができます。また、時間をかけて問題に取り組むことで、解答方法や思考プロセスをじっくりと練習することができます。これによって、テストの問題に対して自信を持つことができます。

さらに、早めに取り組むことは自信の構築にもつながります。宿題を早めに終わらせることで、自分自身に対して達成感や満足感を得ることができます。これにより、テストに自信を持って臨むことができるでしょう。また、宿題の終了後には余裕が生まれますので、復習や質問などを行う余地も生まれます。自信を持って取り組むことは、学習の成果を最大限に引き出す上でも重要な要素です。

時間がない

そうはいっても、結局スタートが遅れてしまったり、なかなかうまく進まなかったりすることもあります。

その場合でも、まだまだ工夫の余地があります。

進めやすい問題から

進めやすい問題から取り組むことは非常に重要です。

宿題のワークには難易度の異なる問題が含まれています。これらの問題は、学習者が自分の能力に合わせて取り組むことができるように設計されています。進めやすい問題から始めることで、自信をつけることができます。自信を持って問題に取り組むことは、学習のモチベーションを高め、良い成果を生む要素となります。

進めやすい問題に取り組むことで、学習のリズムを作り出すことも重要です。問題にスムーズに取り組めることで、流れるような学習状態を作り出し、集中力を高めることができます。逆に、難しい問題に一気に取り組むと、挫折感やストレスが生じる可能性があります。進めやすい問題から始めることで、学習の効率を向上させることができます。

また、進めやすい問題に取り組むことで自信がつきます。問題を解いて正解を得ることで、自分の能力や成果を実感することができます。この実感は、自信の構築や学習への意欲を高める効果があります。

できなかった問題に印

できなかった問題に印をつけることは非常に重要です。

宿題のワークを進める中で、自分が解けない問題に直面することはよくあります。しかし、そのような問題にも意味や価値があります。できなかった問題に印をつけることで、自分が理解できていない部分や苦手な範囲を把握することができます。

印をつけることで、自分の課題や弱点を明示化し、それに取り組む機会を与えることができます。これによって、復習や補強の必要性が浮き彫りになります。自分が苦手と感じる部分に重点的に取り組むことで、理解を深め、次回のテストや試験での成績向上に繋げることができます。

また、印をつけた問題には後で再度取り組む機会を設けることも重要です。一度解けなかった問題に再挑戦することで、自分の成長や進歩を実感することができます。また、過去に解けなかった問題が解けるようになることで、自信もつけることができます。

別の教材の類題

なお、苦手な問題・もう少し練習しておきたい問題については、別の教材の類題で確認することもできます。

市販の教材の「ひとつひとつわかりやすく(学研)」シリーズや、標準的な問題集、塾の教材(Keyワーク・新演習・フォレスタなど)、通信講座(進研ゼミ・Z会・ポピー)、オンライン教材(スタディサプリ・スマイルゼミ)etc.、持っているもののうち、使いやすい教材の中から、気になる単元の問題をピックアップして練習していきましょう。

学校への提出物と異なり、必ずしも全部しっかり進める必要はないので、必要な単元を部分的に進めて、トータルで、目標となる点数が取れるようにしていきましょう。

難しい問題への対応

難しく明らかに自力で解けない問題は、すぐに解答解説を確認しましょう。教科書準拠のワークは、自分自身で問題に取り組むことで理解を深めるためのツールです。しかし、一部の問題は難解であり、長い時間を費やしても解けない場合があります。そのような場合は、時間を無駄にせずに解答解説を見ることで、正しい解答や解法を学ぶことができます。解答解説を確認した後、なぜそのような解答や解法に至るのかを理解し、同じタイプの問題に再挑戦することで、自分の理解を深めることができます。

難しすぎる場合

自分にとって難しすぎる問題や、テスト本番でもできなさそうな問題については、解答の確認に留めることが重要です。全ての問題に時間をかけることはできませんし、時間を効果的に使うためには、自分の能力やテスト範囲を考慮した適切な判断が必要です。自分にとって難しすぎる問題に時間を費やすよりも、他の問題に取り組むことで効果的な学習ができます。

工夫が必要

宿題はどうしても全て進める必要があるため、工夫が必要です。ワークの量が多く時間的な制約がある場合、様々な方法を駆使して、効率的に進める必要があります。上記の例を参考に、工夫しながら効率的に、点数に結びつく学習をしていきましょう。

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