難関大学・有名大学に行く人の特徴・共通点【どのような戦略が必要か】

いわゆる難関大学・有名大学に行く人に共通する特徴、確かに存在します。

今回は、どんな共通点があるのか、大まかに見ていきます。以下、基本的には、一般入試を念頭に置いて進めていきます。

共通部分

全ての難関大学に共通するのは、当然ながら、しっかりと勉強量を確保していたことです。時間当たりの密度も、受験勉強を始めた当初は薄かった場合もあるにせよ、しっかりと濃密な自分なりの勉強法を確立していったというのが共通点としてあります。

東京大学

言うまでもなく最難関です。もちろん、最低限の豊富な知識量を持っているのは言うまでもありませんが、闇雲に知識を詰め込んでいっただけではない人がほとんどです。確固とした学力の土台の上に、大学入試の範囲の内容について、深く理解している、そんなイメージです。また、実際に東大生や東大出身者の話を聞いてみると、頭の回転が速かったり、学びを何らかの形で楽しんでいたりという部分があります。

千葉大学

進学校在籍者(またはそれに相当する学力を持っている)で、一定期間(しかもある程度長期間)コツコツ学習を進めてきた人が合格している印象です。有名国公立大学の入試では、多くの科目を使う必要があるため、いわゆる「逆転合格」のようなことは難しい印象です。

早稲田・慶應・上智

言うまでもなく私立大学の最難関です。それぞれの大学で傾向は異なりますが(特に慶應)、ここでは、共通する部分を大まかに述べてみたいと思います。

私立大学の入試は、少ない科目での入試になるので、難関校では当然ながら、全ての受験科目でしっかりと点数を取る必要があります。苦手科目があってはダメですし、他の科目と比べて苦手な科目があったとしても、足を引っ張る水準では合格は見込めません。なお、レアなケースですが、合格点を大幅に超えるぐらい英語が得意な場合に、他の科目が多少苦手でも、、というケースは無いわけではありません。ただ、基本的には、受験科目全てを高い水準に持っていく必要があります。

闇雲にハイレベルなものを詰め込めばいいというわけではありません。私立の最難関校では、重箱の隅をつつくような問題が出がちなイメージがあり、実際にそういう面がありますが、本当にマニアックな問題は、当然ながら合格とは関係ありません。必要な問題を、いかに落とさずに取るかが重要です。

膨大な知識を、入試問題を解く際に使える形で覚えて、使いこなしていくためには、闇雲に詰め込もうとしても、多くの場合行き詰まってしまいます。一見膨大に見える知識を、いかに整理し、いかにコンパクトに使える形にしていくか。ここの勘どころを自分なりにつかんでいけるかどうかが、このレベルに合格するカギとなります。

いずれにしても、国公立大学と比較して、科目数が少ないため、「逆転合格」の可能性も高まります。特に、英語である程度の基礎力があるか、猛勉強をすれば、、逆転も、という部分があります。

GMARCH・関関同立

東京のGMARCH(学習院・明治・青山学院・中央・法政)、関西の関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館)、いずれも、私立の難関大学です。

ここに合格する人の共通点としては、科目数を絞り込みながらも、一定期間コツコツと順番に学習を進めて知識を定着させてきた、そんなイメージです。現在の自分のレベルから順番に学習を進め、自分なりの学習方法と習慣を身につけ、いかに濃密に集中して学習を進められるかがカギとなります。

第一志望・・・

おそらく、先輩方の様子を見て、うっすら気づいている人もいるかもしれません。ひとつ、残念なことを断っておく必要があります。

実は、大学受験において、第一志望に合格できる人の数は、かなり少ないのです。10%~20%程度といわれています。この「第一志望」というのは、いつの時点か、というのも微妙な問題です。漠然と、「この辺に行ければ一番いいなあ」と思っていた、「最初の本当の第一志望」という点で考えれば、10%未満かもしれません。

よくあるケースとしては、以下のようなことがあります。

難関国公立を第一志望にしていたが、明らかに苦手科目(文系の場合は数学・理系の場合は国語が多い)があるため、早慶を第一志望に変更。

早稲田・慶應を第一志望にしていたが、合格ラインに届かず、GMARCH・関関同立に進学。(それでも、これは、相当頑張った場合だったりします。)

というように、当初の志望校とは異なるところに進学するケースの方が多くなります。

とはいうものの、目標を立てて、集中して頑張らなければ、第二志望・第三志望への合格もおぼつかないかもしれません。とにかく目標を立てて、一つ一つ学習を進める、これが大切です。

また、早めに目標を絞り込むことも戦略上大切です。

推薦で行くか、一般入試で行くか、国公立か、私立か、使う受験科目はどれか、どの入試形式でいくのか、ここを早めに計画的に絞り込んでいく必要があります。あれこれと、やることを分散させてしまうと、ちょっともったいないことになってしまいます。一方で、「これがダメだった場合はこれ・・・」併用が可能なパターンもギリギリ存在することも確かです。このあたりを、いかに戦略的に進めていくかも重要です。

スタート位置・現在地と目標の差が大きければ大きいほど、目標達成は難しくなりますが、状況に合う方法・戦略と学習量で、思っている以上に多くの可能性があります。まずは一歩ずつ踏み出しましょう。

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