松岡修造もひろゆきも共通して説く、目標を設定することの大切さ

今回は、
「松岡修造もひろゆきも共通して説く目標を設定することの大切さ」というテーマで話を進めていきます。

意外??

修造もひろゆきも同じことを言っている?

元プロテニスプレーヤーで、「もっと!熱くなれよ!」と熱血イメージの強い松岡修造さん。

YouTubeの切り抜き動画などが人気で、「それってあなたの感想ですよね?」とひょうひょうとしたイメージのひろゆき(西村博之)さん。

目標を設定する

全くイメージの違うお二人ですが、お二人の著書の中で、共通して説かれていることの一つが「目標を設定する」ことの大切さです。

比較

本気の修造さん

松岡修造さんは、例えば、
「本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント(文春文庫)」
の中で、

「大きな夢に近づいていくための、目標達成ノートをつくってみよう。」

と述べ、さらに、

「いきなり大きな夢をかなえようとしても不可能なので、まずは夢に近づくための具体的な方法を考えていきましょう。」

ということで、次の三段階に分けて考えることを勧めています。

1 かなえたい夢を決める
2 夢をかなえるために必要な身近な目標をいくつか考える
3 身近な目標を達成するための方法を具体的に考える

この本だけではなく、同趣旨の内容を、松岡修造さんの他の本の中でも述べています。

夢を持て、目標を持てというのを、松岡修造さんが述べるのは何となくわかる気がしますが、さて、ひろゆきさんも本当にそんなようなことを言っているのか、見ていきます。

ラクする?ひろゆきさん

ひろゆき(西村博之)さんは、
「ラクしてうまくいく生き方(きずな出版)」という本の中で、

「目標はとことん低くしときましょう」

と述べ、

「目標ってたいていはやりたくないことなんですよね。やりたくないことに手をつけるために、みんなやる気を出す方法をあれこれ模索」

していると、脳科学者・池谷裕二さんの「やる気という言葉は、やる気のない人間によって創作された虚構」であるという言葉を引用して述べています。

そのうえで、

「人間には、やりたくないと思っていることでも、いったん始めてしまうとなんだか気分が乗ってきて、その行動を続けてしまう習性がある」

ので、目標を立てる際は行動のしやすさを重視して、目標をトコトン低く設定してはどうかと提案しています。

また、別の章では、効率化を図るために「目的を先に決めましょう」とも述べています。

また、その他の著書の中でも同趣旨のことを述べています。

目標設定は共通

松岡修造さんの「本気になればすべてが変わる」という本と、ひりろゆきさんの「ラクしてうまくいく生き方」という、著者とタイトルを見ると、一見真逆のことを言っていそうなのに、同じようなことを言っているというのは不思議な感じもします。でも、それだけ、目標を設定するというのは、どのような側面からも大切だということなのです。

また、

松岡修造さんの「身近な目標を達成するための方法を具体的に考える」ということと、ひろゆきさんの「目標はとことん低くしときましょう」ということも似ています。

やる気があろうと無かろうと、モチベーションを維持するためには、小さな目標を設定するというのは、それだけ非常に重要ということなのでしょう。

目標の意義

夢・目標を立てる効果

これらのことも踏まえつつ、夢・目標を立てる効果として、一般的にどのようなものがあるか、列挙してみます。

モチベーション

モチベーションアップ: 目標を立てることで、目指す方向が明確になり、やる気が高まることがあります。

効率化

時間とエネルギーの有効活用: 目標を立てることで、自分がどのように時間とエネルギーを使うべきかが明確になり、効率的に達成するための計画が立てられます。

成長と学習

成長と学習: 目標を達成するために必要なスキルを身につけることができます。目標達成に向けての成長と学習のプロセスが促されます。

責任

セルフアカウンタビリティ: 目標を立てることで、自分自身に責任を持って達成することができます。目標達成に向けたアクションに対する責任感が高まります。

自信

自己評価と自己肯定感: 目標を達成することで、自分の能力や成果を客観的に評価することができます。自分に自信を持っていることが促されます。

満足感

報酬と感謝の感覚: 目標を達成することで、自分自身に対する報酬や感謝の感覚が高まります。達成感や満足感を得ることができます。

達成できなくても効果がある

そして、高い目標を達成できなかった場合も、次のような意義があります。

成長

成長と学習: 目標達成に向けて努力したことで、自分自身が成長し、新しいことを学ぶことができます。

チャレンジ

課題とチャレンジ: 目標達成に向けての課題やチャレンジにより、自分自身の能力や考え方に変化が生まれることがあります。

改善

反省と改善: 目標達成に向けての失敗や挫折から、自分自身を反省し、改善することができます。

新しい目標の発見

新しい目標の発見: 目標達成に向けての失敗や挫折から、新しい目標や夢を発見することができます。

夢や目標が達成できなかったとしても、その失敗や挫折から得られる学びや成長の機会は大きな価値を持つことがあります。

低い?高い?

また、低い目標・高い目標を立てるそれぞれのメリットとして、次のようなことが言えます。

低い目標の効果

低い目標を立てるメリット

達成感

達成感: 容易に達成できる目標に向けて努力することで、達成感を味わうことができます。これは自信を高め、モチベーションを維持するのに役立ちます。

小さな成功からの成長

小さな成功からの成長: 小さな目標を達成することで、少しずつ自分自身が成長していくことが確認できます。

複数の目標達成

複数の目標の達成: 複数の小さな目標を達成することで、大きな目標を達成するためのステップを確実に進めることができます。

手段・目的の明確化

手段と目的の明確化: 小さな目標を明確にすることで、目標達成のために必要な手段や方法も明確になります。

ストレス軽減

ストレスの軽減: 高い目標を立てることでストレスを感じることがありますが、低い目標を立てることでストレスを軽減することができます。

高い目標の効果

高い目標を立てるメリット

モチベーション強化

モチベーションの強化: 高い目標に向けて努力することで、強いモチベーションを引き出すことができます。これは目標達成に向けた努力を継続するために役立ちます。

達成感

達成感の強化: 高い目標を達成することで、達成感が高まります。これは自信を高め、次のステップに向けたモチベーションを高めるために役立ちます。

改善

パフォーマンスの改善: 高い目標に向けて努力することで、自分自身のパフォーマンスが向上することができます。

大きな成果

大きな成果: 高い目標を達成することで、大きな成果を上げることができます。これは自分自身の能力やスキルを高めることができます。

挑戦

挑戦の楽しさ: 高い目標に向けて努力することは挑戦することであり、挑戦することが楽しいと感じることがあります。

まとめ

いずれにしても、やる気があっても無くても、本気で頑張りたくても、楽をしたい場合でも、小さな目標を立てるということは、非常に良いということなのです。

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