今回は、
「『数学ひとつひとつわかりやすくシリーズ』をどう使う?使うメリットは?使い方あれこれ」
についてみていきます。
学研から出されている人気の参考書シリーズの「ひとつひとつわかりやすく」その中でも今回は数学についてみていきます。
同種の参考書・問題集の使い方にも通じる部分も多くあると思うので、ぜひ、参考にしていただければと思います。
どう使う?
本体に書いてある
基本的に、それぞれの参考書・問題集の使い方は、冒頭部分などに詳しく書いてあります。それに従って学習を進めていくことがまずは大切です。
さらに
そこを踏まえたうえで、なぜ、そのような構成になっているのか、さらに効果的な使い方の例などを、いくつかご紹介していきます。
穴埋め
このシリーズの中学数学・高校数学の特徴として、左ページが穴埋めになっており、導入部分での取り組みがしやすくなっています。
なぜ穴埋めがいいのか?
穴埋めになっているメリットとして、次のようなことが言えます。
穴埋め問題を解くことで、手順を確実に理解できる点がメリットです。一問一問、空欄を埋めることで、どのような手順で答えを導いたのかがわかります。この手順をしっかりと理解することで、応用問題や発展問題に取り組むときにも、確実に理解が深まります。
問題を解くためのヒントが用意されている点がメリットです。穴埋め問題を解くためには、ある程度の知識や手順が必要ですが、参考書・問題集には、それをサポートする解説や図解が用意されています。自分で考えることが苦手な人や、初めて取り組む問題にも対応できるようになっているため、安心して学習することができます。
答えの確認
答えはすぐに確認しても良いか?
初めてで、なんだかよくわからない場合、答えが全く思いつかない場合は、答えを確認してしまってもかまいません。
答えを早めに確認するメリットは?
答えを早めに確認するメリットとしては、次のようなことが言えます。
学習効率が上がる
答えを確認することで、正しい答えを素早く確認することができます。これにより、自分の理解度を把握し、不明な点を明確にすることができます。正しい答えを知ることで、自信がついて、次の問題に取り組む意欲も高まります。
知識が定着する
答えを確認することで、正しい答えに向かって、どのような過程を経て答えが導き出されるかを理解することができます。これにより、問題解決の方法をより深く理解し、知識が定着することが期待できます。
うんうんうなっているより、止まってしまうよりも、まずは理解していくことが大切です。
書き写す学習
マスターしているものは、読むだけでも
もちろん、読んで基本問題を理解して解ける状態であればそれでOKです。ですが、わかったような・・・わからないような・・・という場合に、あるいは、少し段階が上がり、よくわからない場合などに書き写す学習も有効です。
書き写す効果
導入部分・まとめの部分・答えの導き出し方を書き写してみることで、次のような効果が期待できます。
数学の勉強において、解答・解説を書き写すことは、自分自身で考える力を育成するためにとても有効な方法です。解答や解説をただ読んで理解するのではなく、自分自身で問題を解き、解答・解説を書き写すことで、自分自身の頭の中に理解を定着させることができます。
また、解答・解説を書き写すことによって、問題を解くために必要な計算や式変形などのスキルが向上します。特に、解答を見た後に自分で解説を書き写すことで、自分が理解できていないところや、曖昧なところを見つけることができます。そして、自分で考え、書き写すことで、それらの問題を解決するためのスキルを身につけることができます。
さらに、解答・解説を書き写すことによって、自分が習ったことを整理することができます。解答や解説をただ読むだけでは、自分がどの部分を理解しているのか、どの部分が不明なのか、といったことが分からないことがあります。しかし、自分自身で解答や解説を書き写すことで、自分がどこまで理解できているのか、どの部分が不明なのか、といったことを把握することができます。
理解が大切
いずれにしても、しっかりと理解して、問題をスムーズに解けるようにしていくことが大切です。
練習
また、導入で使えるわかりやすい参考書の場合、説明が詳しい分、問題の量自体は少なめになっているケースが多くあります。まずは、それぞれの問題を着実に解けることが大切ですが、そのうえで、別の問題集で量をこなしていくことも必要になります。
高校生・中学生・小学生
“オリジナル
メソッド”
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