「あ」「亜」「a」を掘り下げる

今回は、「あ」を掘り下げてみたいと思います。

「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、いろいろ掘り下げたり、関連づけたりすると、面白いですよ、というのが今回のテーマです。

ひらがなの「あ」

辞書の最初に掲載されている「あ」。ただの「あ」ですが、とうぜん、意味があり、意味がしっかりと掲載されています。
まずは、ひらがなの「あ」は、「呼びかけの声」や「思わず発する声」とのこと。こちらはそれほど大きな意味はなさそうです。とりあえず、発声しやすいので、呼びかけに使われたり、驚いた時や、何となく発したりするといった具合でしょうか。

「あ、すみません。」

発声しやすいが故に、つい、「あ」を言い過ぎてしまうと、何となく拙い印象を与えてしまいます。「あ、ちょっと。」「あ、すみません。」「あ、はい。」「このようになります。あ、それでですね・・・」とうっかり、「あ」を挟みがちです。調子やリズム、発声を整えるのに、無意識に、といったところですが、「あ」を言い過ぎないように気をつけたいところです。

ドラゴンクエストの「ああああ」

また、「あ」はコンピューターに入力がしやすいため、ドラゴンクエストなどのRPGで、主人公や仲間の名前を「ああああ」にしてゲームを進めてしまった方も多かったのではないでしょうか。「勇者ああああ様、どうかご無事で!」「勇者ああああが世界を救った。」などといった具合でしょうか。

「バイトするならタウンワーク」

さらに、昔のダウンタウンのネタで「『あ』研究家」というものもあったりします。松本人志(バイトするならタウンワークの人)が「『あ』研究家」になって、いろいろな状況の「あ」を再現して、さらに別の「研究家」になって・・・というネタのようです。

漢字の「亜」

漢字の「亜」にはしっかりと意味があって、「〜に次ぐ」という意味があります。「亜流」「亜熱帯」などのように使います。そこから転じて化学では「酸素が一原子だけ少ないこと。」を意味し、「亜硫酸」などのように使います。ただし、「亜鉛」と「鉛」は全く別の元素で、特別な共通点もないようで、少しややこしいところです。

英語の「a」

そして英語の「a」は冠詞で「一つの」「一人の」という意味で、頻繁にしっかり登場します。英語をしゃべっていると、「あ、ちょっと。」「あ、すみません。」「あ、はい。」「このようになります。あ、それでですね・・・」と「あ」を連発する心配はない(?!)かもしれません。

「you know…」

なお、少し脱線しますが、日本語の「えーっと」「あのー」に相当するフレーズで最もよく使われるのは「you know」です。言葉に詰まった時、語調を整える時「you know」を非常によく使います。フォーマルな場でもしっかり使えます。その際には当然「あなた知ってる」の意味はありません。ただの呼びかけ、つなぎ言葉なのに、しっかりと、主語と動詞が入っているのが、英語らしいといえば英語らしい気がします。

連想が脳にイイ!

以上のような具合に、なんてこともなさそうなところから、「あ」を深く掘り下げたり、関連する話につなげたりしてみました。このように、何でもなさそうなところから、自由に連想したり、いろいろ無理にでも掘り下げてみたりすると、面白いですよ。少し強引だったでしょうか。
よく知っているもの、よくなじんでいるものと関連していると、頭に入りやすいということもあります。面白い連想が、面白い学びにつながって行きますよ。