社会科は暗記だけなのか?

こんにちは!
一英塾 勝田台校です。

今回は、
「社会科は暗記だけなのか?」
という話。

「社会科は暗記科目」
とよく言われます。

とにかく必要なことを覚えれば点数が取れるよ、と。
そのような割合が多いことも確かではあります。

では、いわゆる難関校と呼ばれる学校に入る人は、
異常に記憶力がいいのか?

いや、でも、有名大学出身のあの人、
なかなか必要なことを覚えてくれないなあ。
というか、最近、物忘れが激しいとか言ってるぞ。
裏口入学かな。
いやいや。
きっと、10代の時だけ異常に記憶力が良かったに違いない!

そんな想像をする人もいるかもしれませんが、
別に、難関校にいく人が、とりあえず10代の時に記憶力が良かった、
というわけではありません。

確かに、行く学校に関わらず、
20才頃までの方が、ある面で、物を覚えやすいということはあります。
とにかく単純に知識を詰め込むなら、20歳ごろまでだ、という話もあります。

では勉強がよくできる人だけが、異様に記憶力がいいのか?
そんなことはありません。

学校の勉強の出来不出来に関わらず、
好きなこと、興味が強くあることは、すぐに覚えられる。
そんな経験、誰しもあると思います。

車がもともと大好きだと、運転免許も簡単に取れるけど、
東大生でも、運転免許の学科試験に落ちることもある。
という話もあります。

そのあたりのことも踏まえつつ、

・社会科は暗記科目なのか?
・覚えるためには何が必要か?
・効率よく成績アップを目指すのに必要なことは?

などについてみていきます。

なじみのあることは覚えやすい

なじみのあることは覚えやすい。
考えてみれば自然なことです。

先ほども少し述べましたが、
学校の勉強の出来不出来に関わらず、
好きなこと、興味が強くあることは、すぐに覚えられる。

それは確かにあります。

子供のころに、ポケモンの名前は全部言えたけど、
歴史で出てくる人名はなかなか頭に入らない。

そんなこともあるかもしれません。

あるいは、
「歴史のこの時代は点数がとれるけど、地理は苦手。」
ということもあるかもしれません。

つまり、
なじみのあることは覚えやすい。
繰り返し見たり聞いたりしたことは覚えやすい。
ということです。

では、そこを勉強にどう生かすか。

「なじみのあること」
にしてしまえばいいのです。

ただし、
「なじみのあること」
にできる期間は、テストから離れた期間。

本格的な勉強期間は、とにかくちゃんと勉強しましょう。
(どうしても頭に入らない場合は、少しだけ利用するのもアリではあります。)

歴史マンガ・ゲーム

やはり、ベタなところでは、歴史漫画。
ほとんどの学校の図書室にあります。

なんとなくでも、学校の図書室などで読んだことがある人は、
歴史分野の成績が良かったりします。

もちろん、同じように歴史漫画を読んだ人でも、
人によって差がありますが、入り口としての効果は、
確かにあります。

歴史漫画と聞くと、いわゆる、
「まんが日本の歴史」
のようなものを想像しますが、それだけではありません。

「キングダム」
「三国志」
「陰陽師」
「信長協奏曲」
「バガボンド」
「ベルサイユのばら」
「おーい竜馬」
「るろうに剣心」
などなど・・・

歴史上の、ある時代を舞台にした漫画を読んだことがあると、
その時代の人名や、用語がなじみがあり、覚えやすかったりします。

あるいは、テレビゲームでも、
「三国志」「信長の野望」「維新の嵐」などで、
人名を覚えた、という場合もあります。

ただし、漫画・ゲームなど、いずれも、
テスト前に読んだりやったりすると、成績は下がります。

他の科目の勉強もありますし、
「テスト勉強」として「覚えきる」のは、
また別の話です。

ただ、導入としては、なじみがある方がいいものです。
もちろん、フィクションで、架空の設定も多いので、
そこは、勉強しながら修正する必要があります。
それでも、なじみのある名前は、親しみがわき、
記憶にも確かに残りやすくなります。

なお、
「キングダム」「三国志」「ベルサイユのばら」などは、
「歴史もの」ではありますが、ほとんどの内容は、
高校世界史からの登場になるので、残念ながら中学までのテストの点数には、
直結しません。

それでも、物語として面白く、歴史への興味は高まりますので、
興味があれば、どんどん読んでほしいと思います。

地理に親しむには・・・

さて、歴史には、いろいろ興味を持ちやすい素材が揃っていそうですが、
地理はどうなのか、気になる人もいるかもしれません。

昔からあるものとしては、
「地図模型・立体地図を作ってみる」
というものがあります。

学校の自由研究などで作ったひとも多いかもしれません。

大掛かりな工作はそれほど好きでは無いという場合も、
最近は、地理分野に興味を持ちやすいものが、あれこれ増えています。

 

旅番組・街ブラ

20年以上前は、旅番組は地味な印象でしたが、
最近は、いろいろ工夫を凝らした面白い旅番組が増えています。

テレビで見てなじみのある地名は、
なんとなく覚えやすいもの。
普段からたまに見てみると、親しみが湧いてきます。

出川哲朗さんが、
「世界の果てまでイッテQ!」や、
「充電させてもらえませんか?」で行った場所や、
大泉洋さん、安田顕さんが、
「水曜どうでしょう」で行った場所となると、
ただ文字で見るよりもイメージがわきます。

バラエティ番組的なものではなく、
教養番組・紀行番組に近いものであれば、
「世界ふしぎ発見」や「ブラタモリ」など。

人名・地名のみならず、地形にまつわる用語も、
いろいろ登場します。

ただし、これらの番組も、
テスト前に見すぎると、成績は下がります。

テスト勉強はテスト勉強で、しっかり頑張りましょう。

 

「わかりやすい解説」の本

いろいろなじみがあると、頭に入りやすい。
それは確かにあります。

しかし、これは誰しもがそうですが、
全ての分野に親しみや関心があるわけではありません。

どうしても、中学校・高校までで学習するものは、
広く浅くになりがちです。

どうしても、なじみの薄い、興味がわかない分野は出てきます。
その場合は、
「とりあえず覚える」ということはどうしても出てきます。

もちろん、よく知っている範囲と近ければ、
全く何もないよりも、頭に入りやすくはなります。

例えば、
戦国時代と江戸時代末期はよく知ってるが、他はよく知らない。」
という場合、歴史全般が苦手という場合よりも、
頭に入りやすくなっているはずです。

それでも、とにかく効率よく勉強を進めたい場合には、
「わかりやすい解説」「やさしい解説」の参考書から入るのがオススメです。

社会科の学習に限った話ではありませんが、
入門的な、読みやすく分かりやすい本で全体のイメージをつくり、
その後で、本格的な学習に入ると、勉強が進めやすくなります。

最近は、ふんだんなイラストと図解で、分かりやすく書かれた参考書が多く出されています。

中学生の社会科、ということで言えば、
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズや、
「1冊でわかる本」シリーズがオススメです。

ただ、「1冊でわかるシリーズ」は、解説の分量が多めなので、
「文章を読み慣れていない」
「どれにしようか迷う」
という場合には、
「ひとつひとつわかりやすく」シリーズが無難です。

「わかりやすく」といえども、
本当に学習し始めは、右側の問題は解けないかもしれません。

それでも、繰り返し解きつつ、左のイラスト解説と合わせて見ていくと、
少しづつ頭に入っていきます。

なお、高校生の社会科は、
「とってもやさしい」シリーズが取り組みやすくなっています。

とりあえず暗記もアリ

ここまで、いろいろベースをつくってからの方が、
取り組みやすいという話をしてきました。

そこにきて、
この「とりあえず暗記もアリ」とはどういうことか?

背景知識があって、大きな流れを抑えてとは言ったものの、
どこから何を抑えたらいいかちょっとふわっとしている。

それはそれでなんとなくとっつきづらい。
たとえ簡単でも、文章を読むのはちょっと苦手。

そんな場合もあるかもしれません。

もちろん、今後に向けて、
「文を読む」ことそのものに慣れていってほしいところではあります。

そうは言っても、なにをやるかはっきりさせたい。
その場合は、とりあえず問題を解いて、基本をバシッと暗記です。

超基礎の問題を繰り返す

では、何を暗記すればいいのか?
超基礎レベルの問題です。

具体的には、
中学生の「ひとつひとつわかりやすく」シリーズ
高校生の「とってもやさしい」シリーズ記載の用語です。

ここを問題を繰り返し解いて、バシッと抑えます。

分野などによっては、ちょっと多すぎる部分もあるかもしれませんが、
とにかく超基本レベルの言葉を、覚えてしまいます。

そこを完璧にすると、
解説も、分かりやすく読めるようになります。

とにかく、いろいろやってみるのが大切です。

 

さらに上を目指すには

とにかくしっかり必要なことを抑えれば、一定の点数が取れます。
場合によっては満点近くがとれるかもしれません。

しかしながら、しっかり知識はおさえたものの、
今一歩、高得点が取れないということも、問題によってはあるかもしれません。

その場合に必要なのは、単純な知識の量とは限らず、
知識の深さという場合が多いのです。

同じ内容を、どれだけ、深く、しっかり理解しているか。
そこが、ポイントになってきます。

 

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