千葉県の公立高校入試

千葉県立高校入試の合否は…
A 入試点[英・数・国・理・社・各100点=500点満点]
B 内申点[「5」×9科目×3(中1~3の3年分の通知表をもとに作成)=135点満点]
A+Bの合計で決定します。
(内申点135点満点の場合合計635点)

面接や作文など様々なものを総合的に見て、ということになっていますが、基本はこの「A+B」の合計と考えて良いでしょう。

合計点のうち、内申点の比率は、135点の場合、約21%です。

中1・中2の皆さんは、まずBに注目し、通知表の評価を上げることに力を入れましょう。

中3の皆さんは、残り1年で内申を大幅にあげることは難しくなってきます。
(とはいえ、中3で頑張って、大幅に成績が上がれば、学校の先生も喜んで、何か考慮してもらえるかもしれませんし、そこまででなくても自信になります。)

「A+B」に注目し、入試でもしっかり得点できるように、学習を進めていきましょう。

千葉県の公立高校入試は、前期選抜と後期選抜に分かれます。細かく見ていきます。

前期選抜

前期選抜の募集定員枠は普通科が30~60%です。(専門学科は50~100%です。)

試験は2日間で行なわれ、1日目は5教科の学力検査(共通問題 各科50分)、2日目は各学校において、面接、作文、自己表現、適性検査、学校独自問題などから1つ以上の検査を実施することになっています。

1日目と2日目の検査結果と調査書を総合的に判定して選抜されます。
※前期選抜では具体的な選抜方法は各高校によって異なるため、各高校のHPを参照してください。

調査書評定の扱いは以下の算式1が使用されます。

算式1 B+α-m
B:9教科の評定の全学年合計値
α:県が定めた評定合計標準値(=95)
m:中学校評定合計平均値

 

後期選抜

試験は1日で行なわれます。5教科の学力検査(共通問題 各科40分)が実施され、各高校の必要に応じて面接等も行なわれます。学力検査の結果と、面接等を行なった学校はその検査結果、及び調査書を総合的に判定して選抜します。後期選抜の方法は基本的に全校同じです。学力検査点と調査書点(算式1を使用)の両方ともが定員の80%以内に入っている者をA組としてまず合格とし、残りの者をB組として以下の算式2により選抜します。

算式2 Y+KZ

Y: 学力検査の5教科の得点合計
K:1以上の整数(各校が別に定める)
Z:算式1で求めた数値(内申点)

各高校の内申点の比率

特に前期選抜では、各高校により、内申点の比率が大きく異なります。

内申を「135」以外にしている高校(2018前期入試)例

学力重視
0 県立千葉
54 千葉東
67.5 県立船橋(普通科・理数科とも)

学力・内申とも英語など一部科目重視
142.5 東金(国際教養科)
159 市立松戸(国際人文科)

内申重視
180 関宿
270 船橋東 鎌ヶ谷西 千城台 富里 四街道北

最上位の進学校は、学力重視の傾向があるようです。
(そういえば、これは完全に筆者の私見ですが、私の知り合いの東大・早慶出身の方は、個性的な(?)方が多く、中学校の先生と上手くやれていたのか微妙な方が多い気がします。学力的には5でもいろいろあって4になる教科が一部でてしまうような。そんな諸々の事情を鑑みて、学力だけで来てもらって、高校生活で個性を発揮して、しっかり、大学進学実績も出してもらう方が、いろいろ良いという判断かもしれません。あくまで私見です。実際は、内申点の調整等で、本来学力の高い生徒が入れないなど、様々な事情によると思われます。)
なお、以上の高校以外は、ほぼ、135点を採用しています。
詳細は、各高校のウェブサイトに記載があります。

いずれにしても、しっかりテストで点数を取り、提出物を出していれば、多少の変動はあれ、それに見合う成績が取れます。

その上で、どのような高校が合っているのか、見極めていきましょう。

2021年2月からの変更

なお、2021年2月より、前期選抜・後期選抜と分かれていたものが、再び一本化されます。

概要の一部は以下の通りです。

◆ 本 検 査
○実施時期:2月下旬(2日間)

○検査内容:
第1日 学力検査 3教科
第2日 学力検査 2教科
各学校で定める検査 (面接,集団討論,自己表現,作文, 小論文,適性検査,学校独自問題 及びその他の検査のうちからいず れか一つ以上の検査)

○入学願書等提出期間:2日間
○志願又は希望変更の受付期間:2日間

○選抜方法:学力検査,調査書の内容及び各学 校の特色に応じて,生徒の多様な 能力・適性・努力の成果等の優れ た面を多元的に評価できる選抜と する。

千葉県は内申点の割合が低め?

千葉県の公立高校入試での内申点は標準では135点。比率は約21%です。基本的には内申点の割合は低めになっています。(例えば東京都は内申点が30%です。日比谷高校などの進学校も同様に30%です。)

2021年2月以降の入試で、この内申点の算出方法・比率がどうなるのかは未定ですが、極端な変更はなさそうです。